Honeycomb Alpha Flight Yoke レビュー
フライトシム用ヨークであるHoneycomb Alpha Flight Yokeをゲットしたので今回はこれをご紹介します。Honeycomb Alpha Flight Yokeとはhoneycombが開発するヨークで(確か)2019年9月に発売されました。見た目が格好良いことと、自分はまだヨークを持っていなかったため、欲しかった一品です。
今までのフライトシム環境
今まではExtreme 3D Pro
というフライトスティックだけを使用していまいた。フライトスティックはピッチ、ロール、ヨー操作を一本のスティクできるようになっています。実機ではヨー操作はラダーペダルという足で操作する装置を使用しますが、Extreme 3D Proの場合はスティックのひねり
でこれを実現しています。しかし、ヨー操作をスティックでやるのはやりにくいです。着陸などの微妙な操作が要求される時、ピッチ、ロールだけ操作したいのに意図しないヨー操作をしてしまい機体の安定性が確保できませんでした。ヨーク、スロットルレバー、ラダーペダルが分割された製品を使うのがかねてからの夢でした。。。
Honeycomb Alpha Flight Yoke レビュー
さて、ここからが本題でHoneycomb Alpha Flight Yokeを見ていきたいと思います。本ヨークはロール操作では左右90度なめらかに回転します。ピッチ操作ではヨークを押し込む or 引き出すことをしますが、負荷が強めで(自分の場合は)両手の力が必要でした。例えば左手でヨーク、右手でスロットルを扱う状況ではピッチ操作がやりづらいです。ヨークとパネル本体装置はLANケーブル(イーサネットケーブル)で繋がれてるのが驚きました。PCとの接続はUSB一本で、他にコンセント等は必要ありません。手触りは高級感のあるゴムのような感じで良いです。Honeycomb
の名前にもあるように、蜂の巣上の模様が正面にあり、赤く発光しています(趣味が分かれるところ)。
ヨーク左手の奥に人差し指で押せるボタンが一つあります。右手側にはありません。
左側に電源・ライト関係、右側にエンジンスタートキーがあります。
ちなみにドライバーはX-Planeの場合は最新版に組み込まれているため不要、P3DとFSXは個別にインストールする必要があります。
メリット
- 操縦がうまくなった(気がする)。繊細な操作ができるようになり着陸がとてもうまくいくようになりました。
- 他のヨークを持っていないので比較ができませんが、フライトシムを長くやっていきたい方に是非ともおすすめです。
デメリット
- でかい。ヨークを使う以上仕方がないことですが、場所を結構とります。広い机かフラシム専用台を用意したほうが良いでしょう。ヨーク本体装置と固定具は分離できるため、使わないときは取り外し可能ですが、その都度作業するのは面倒です。
購入
- 購入サイト: X-Plane org store
- 金額
- $356.09 (合計)
- 内訳 : $249.99(本体価格) + $106.10(送料)
- 実際に支払った金額は手数料込みで4万円くらい
- $356.09 (合計)
- 配送: 注文後2週間程度で到着
最初は米Amazonで購入しようと思っていましたが、COVID-19の影響なのか日本に発送できなかったので、X-Plane org storeで注文しました。日本のamazonでも購入できますが現時点で5万4千円と高額です。
個人的な問題点
まだスロットルレバーやラダーペダルは持っていないため、ヨーク以外の操作はExtreme 3D Proを併用しています。幸いなことにHoneycombはスロットルレバーとラダーペダルの新製品を今後発売するため、それまでは頑張っていきたいと思います。
Bravo Throttle Quadrant
Honeycombが近日発売するスロットルレバーBravo Throttle Quadrantです。レバーを換装することで双発プロペラ機から747などの4発エンジンまで対応できるようです。またスラストリバーサーレバーもついている(!?)。いやあ楽しみですね。