ultramarine sky

フライトシムを遊ぶ

Infinite Flight アップデートされたA321で飛ぶ!

Infinite Flightで先日のアップデートでエアバスA320シリーズの一部計器(PFD, ND)が動作可能となりました。本アップデートによって、コックピット視点で離陸から着陸までをできるようになります。この記事ではA320シリーズであるA321を使って飛んでみたいと思います。

フライトプラン


f:id:libayanel:20190811144936j:plain

フライトプランの作成はFPLtoIFを使います。FPLtoIFはユーザー登録不要ですが、内部でSimBriefにアクセスするためSimBriefのユーザー登録が必要です。事前に登録してください。Infinite Flightは現時点でSID, STAR, 航空路の対応に対応していないので、SimBriefのフライトプランを直接使うことはできず、ラッパーソフト(FPLtoIF等)で全てwaypointに変換する必要があります。(SimBriefでもwaypointは表示されますが、コピペがとても面倒です。)

FPLtoIF
https://fpltoif.com/

SimBrief
https://www.simbrief.com/home/

f:id:libayanel:20190811144941j:plain

FPLtoIFにアクセスしてSIMBRIEF → INFINITE FLIGHTをクリックします。するとSimBriefを通してフライトプランを作成できます。この時点でSimBriefの登録は済ませておきましょう。

f:id:libayanel:20190811144951j:plainf:id:libayanel:20190811145004j:plain
  • 機材 : A321
  • 出発 : KAVX
  • 到着 : KSFO

今回はA321でKAVXからKSFOまで飛行します。乗客数はとりあえず100人としてあとは、デフォルトで構いません。一番下のGENERATE FLIGHT PLANを押すと決定です。

f:id:libayanel:20190811145017j:plain

一旦SimBriefの画面に飛びます。自動でログイン画面も出てきます。

f:id:libayanel:20190811145027j:plainf:id:libayanel:20190811145040j:plain

一番上がフライトプランです。COPY FLIGHT PLANボタンを押すとそのフライトプランがコピーされます。離陸と着陸に使用する滑走路が出るのでチェックします。この場合は22と28Rです。離陸滑走路は磁方位約220°、着陸滑走路は右側の磁方位約280°であることを示しています。燃料は6792kgs(キログラム)積みます。燃料の重さの単位は他にlbs(ポンド)があるので注意してください。

f:id:libayanel:20190811145054j:plain

なぜか乗客数が220になってしまいました。バクでしょうか。

f:id:libayanel:20190811145116p:plain f:id:libayanel:20190811145129p:plain

ではinfinite flightを起動して、A321でKAVXを選択しましょう。

f:id:libayanel:20190811145159p:plain ローディング直後です。まだ何も動いていません。

f:id:libayanel:20190811145104p:plain 燃料(6792kgs)と乗客数(220人)、貨物(0kg)を設定します。

f:id:libayanel:20190811145206p:plain 次にSYSTEMからMASTERボタンを押すと機体の電源がオンになります。次にNAV LIGHTを押してナビゲーションライトを入れます。ライトの使い方については過去に紹介してるのでこちらをご覧下さい。

libayanel.hatenablog.com

f:id:libayanel:20190811145213p:plain 次にマップを開いて検索ボックスに先ほどコピーしたフライトプランをそのままペーストします。

f:id:libayanel:20190811145227p:plain するとフライトプランがマップ上に表示されます。

f:id:libayanel:20190811145232p:plain フライトプランはコックピットのND(ナビゲーションディスプレイ)にも表示されます。MFD RANGEで縮尺、MFD MAPでマップ表示形式を選択できます。

f:id:libayanel:20190811145238p:plain それでは視点を外に移して発進しましょう。本来ならプッシュバックしますが変なところにいるため、そのままエンジンを起動しようとおもいます。エンジン起動前にBEACON LIGHTSをオンにします。次に第2エンジン、第1エンジンの順に起動します。

f:id:libayanel:20190811145245p:plain エンジン起動が完了したら滑走路22へタクシー開始します。フラップを1にしておきます。

f:id:libayanel:20190811145250p:plain タキシーウェイが狭すぎますね…空港選びを間違いました。

f:id:libayanel:20190811145256p:plain 滑走路に正対しました。視点をコックピットに戻します。LANDING LIGHTSをオンにします。

f:id:libayanel:20190811145302p:plain 滑走路が短そうなので最大離陸推力で離陸します。離陸後、上昇率が正になったら、ランディングギアを格納します。

f:id:libayanel:20190811145314p:plain 早々に自動操縦をオンにします。

f:id:libayanel:20190811145329p:plain 高度10000ftをこえたのでLANDING LIGHTSをオフにします。

f:id:libayanel:20190811145308j:plain
TODはtop of descentと言って降下開始値点です。ここに到達したら降下し始めて下さい。ちなみにTOCはtop of climbといって上昇完了地点です。巡航の途中ですが、時間がなかったため、フライトを完了させることができませんでした。今回の紹介はここまでです。

おまけ

xplane11でFF-A320のコックピットを少し見たいと思います。

f:id:libayanel:20190813151804p:plain これがPDFとNDです。表示内容はinfinite flightのものと変わらないかもしれません。

f:id:libayanel:20190812152719p:plain 離陸後、上昇中のスロットルです。よく見るとスロットルはCLの位置にあります。スロットルがCLポジションにあると、巡航中のオートスロットルが有効になりエンジンはMPCでセットされた値、またはFMSでセットされた値になります。ボーイングの航空機はオートスロットルを有効にしても自動でスロットルレバーの位置が動きますが、エアバスはオートスロットル有効時、特定のポジションに固定されたまま動きません。

f:id:libayanel:20190812152744p:plain MCPの画面です。SPDやHDGが---となっています。FMSのコントロール配下にいる場合は、この表示です。例えばパイロットが特定のスピードにしたい場合は、ダイアルを回して数値を設定し、ダイアルをプッシュします。

Infintie FlightではスロットルやMPCの動きまで再現されていませんが、今後のアップデートに期待ですね。