INS用に座標をDDからDMに変換する方法
INSへの入力はDM形式の座標でやる必要があります。一方でSimBriefが作成する.fmsはDD形式で座標なので変換が必要です。今回はエクセルでの変換方法を紹介します。
(SimBriefのテキストのフライトプランではDM形式になっていますが、一覧にはなっていないので使い勝手が悪く感じます。)
座標の表記法であるDMS形式、DM形式、DD形式は以下を御覧ください。 libayanel.hatenablog.com
1. SimBriefでフライトプランを作成し、Xplane11形式でダウンロードする
2. エディタで.fmsを開き、半角スペースをカンマ","に変換してcvsファイルにリネームする。
変換後↓
.fmsを.csvにリネームしてエクセルで開けるようにする
3. エクセルで開いて以下の手順で編集 (筆者はGoogle docを利用)
- A-F列がもともとの内容。Eが緯度、Fが経度。
- 緯度がプラスなら北緯、マイナスなら南緯を表す
- 経度がプラスなら東経、マイナスなら西経を表す
- G列に0から9、1-9の番号を振る。これがINSの番号となる。
- H列がE列を変換した緯度、以下の式を入力する。(経度も同様にF列->I列に変換する)
=SIGN(E6)*(INT(ABS(E6))*100+ROUND(ROUNDDOWN((ABS(E6)-INT(ABS(E6)))*3600/60,0)+MOD((ABS(E6)-INT(ABS(E6)))*3600,60)/60,1))
緯度、経度の書式を設定してゼロ埋めをおこなう
緯度は0000.0
- 経度は00000.0
これでDM形式の座標一覧が得られる(再掲)
あとはせっせとINSに入力するのみ。。。
変換が正しいか不安な場合は以下から変換もできます。検算にご利用ください。
www.directionsmag.com